2022-05-01 ウクライナ危機を見る複数の眼<中東>(2022/4/6) ※私個人の見解が入っています。正確な専門家の意見を知りたい場合は動画の視聴、著作の購入をオススメします。 中東主要国の色分けとウクライナ侵攻避難決議の投票 主要な親米勢力 非産油国 イスラエル 賛成 安保理決議の共同提案国(80カ国)にならなかった アラブ諸国(特に産油国)との接近 トルコ 賛成 ウクライナ支援について消極的 中立的な立場を取り仲介を試みる エジプト 賛成 近年影響力が低下 産油国 エネルギー供給国としてロシアと協調する必要性がある サウジアラビア 賛成 UAE 賛成 安保理でのロシア避難決議に棄権 アメリカとの距離をとりつつある 中露への接近 主要な 反米・親露勢力 イラン 棄権 イラク 棄権 親米陣営、反米陣営の草刈り場 シリア 反対 ロシアに支えられている政権 中東はアメリカ一極集中から多極世界へ移行している アメリカのプレゼンスの低下、イランの影響力の増大 多極世界に対応するためのダイナミックな変動が見られる 親米陣営は中立化によって国益の確保を図る イランへの歩み寄り イスラエルと湾岸産油国の関係改善 域外大国(中露)との協力 ロシアの力が落ちるとイランの影響力が大きくなってしまうため望ましくない アメリカに批判されても中国との関係は維持する 中東のメディア アルジャジーラの英語版 BBC等と近い、人道主義 アラビア語報道 重大事態であるが第三者的な視点 ロシアと西側が対立している 反米思想、陰謀論の影響